社員紹介

M&C部門 CP本部 DX推進部 カスタマーサービス支援課 課長

新たな時代を見据えたDX化。
大切なのは、
血の通った対応をし続けること。

1997年入社
M&C部門 CP本部 DX推進部 カスタマーサービス支援課 課長(取材時)

H.N

素直な自分を受け入れてくれたこの会社なら、のびのびと働けると感じた。

父の仕事の関係で幼い頃に海外に住んでいた経験があり、音楽や映画などの海外のカルチャーが好きだったため、就職活動をするときも漠然とグローバルな仕事に憧れを抱いていました。そこでさまざまな業界を見る中で、コンテナを媒介にして世界各国とつながれることに惹かれ、ONE JAPAN統合前の旧社の選考を受けてみようと思いました。ただ、海運業界の仕事とはどんな内容なのか、どんなキャリアが歩めるのかなど具体的な業務をきちんと理解していないまま面接に臨んでしまったんです。案の定、面接官に「うちの仕事内容って理解できていますか?」と聞かれてしまいました。ここで嘘をついても仕方ないと諦めて「正直、深くは理解できていません」と素直に答えたところ、「じゃあ、これから知ってもらえると嬉しいな」と返ってきたんです。その言葉を聞き、弊社のことをもっと知りたいという強い想いが芽生えたと同時に、なんて懐の深い会社なんだと一気に志望度が高まりました。きっとこの会社だったら、自分らしく働けるだろうなと。その後、無事に入社して今に至りますが、社員がお互いの意見を尊重している場を見かけるたびに、面接のときに感じたあの懐の深さは、変わらず組織に継承され続けているなと感じます。

DX化を進め、お客様にとっても、社内にとってもポジティブな影響をもたらす。

入社後は、貨物の引き渡しを行うための書類対応や、輸入船のコンテナオペレーション、営業、ITツールの活用支援を行う業務プロセス部など、多種多様な仕事を経験してきました。そして現在は、2022年に新しく発足されたDX推進部で、社内業務のデジタル化を進めています。その中でも私は、ブッキングと呼ばれる貨物の船積み予約に関する2つのデジタル化プロジェクトを手掛けています。1つは定期的且つ定量数、弊社のサービスを利用していただいているお客様の、コンテナの予定本数を数値化して管理するシステムの運用。予定より本数が上下した際に、迅速に対応するためのシステムです。もう1つは、お客様がオンライン上でサービスの予約をすることができるシステムの運用。航空券の予約システムを想像してもらうと理解しやすいと思うのですが、希望日時と行き先、本数を入力すると即時に見積もりが発行され、その場で予約ができるシステムです。これらのプロジェクトによって社内の業務効率化が進み、お客様へのサービスの質を向上させることができる一方、イレギュラー対応が難しい場合もあります。そうした際に心がけているのは、血の通った対応をすること。「システム上、それはできません」と切り捨てるのではなく、たとえ要望に応えられないとしても、代案を可能な限り用意し、協働して解決しようとする。この姿勢は、これまでさまざまな部署を経験し、各部署の想いを理解してきたからこそ養われたんだと思います。

社員に思いっきり挑戦してほしい。だからこそ、近くで見守り続ける。

DX推進部のメンバーとして日々奮闘しながら、課長という管理職としての役割も担っています。ただ、元々こうしたポジションに就きたいという想いがあったわけではなくて、目の前の仕事に真っ直ぐ向き合い続けた結果、任されるポジションがだんだん上がってきたんです。これは別に私に限った例ではなく、弊社では実力を評価してもらえる環境が整っているため、他にもたくさんの女性社員が重要な仕事を任され、活躍しています。私が管理職として大切にしているのは、「大丈夫。私がついているよ」というスタンスで社員と接すること。社員を成長させるためといって仕事を任せっきりにしたり、困っているのに一人で解決させたりと、丸投げにはしたくないなと思うんです。そのため、ある程度は任せつつ、さりげなくフォローしたり、いざというときには自分が矢面に立ったりと、社員に安心感を与えることを重視しています。そうした環境が、社員一人ひとりの意欲を掻き立て、チームの力を強めることにもなると考えています。だからこそ、これから入社してくる方に伝えたいのは、どんどん自分の意見を発信し、行動していってほしいということ。もし失敗してもフォローするし、困ったときには駆けつけるので、思いっきり挑戦してほしいなと思います。

1日のスケジュール

  • 09:00

    メールチェック

    溜まったメールの確認と返信をする。

  • 09:30

    会議

    営業部門と会議。

  • 10:30

    プロジェクト進行チェック

    各プロジェクトの進捗を確認し、改修点を共有する。

  • 12:00

    昼休憩

    社員におすすめされた定食屋さんに行くことが多い。

  • 15:00

    資料作成

    役員向けの資料や、プロジェクトの実績をまとめた資料を作成する。

  • 17:00

    残務処理

    資料チェック。また、プロジェクトの変更点を各部門に共有する。

  • 18:00

    退社

    最近は、週に2~3回ホットヨガに通ってリラックスしている。

キャリアステップ

  • 1年目

    カウンター業務を行う部署へ配属

    貨物の引き渡しを行うための書類対応など、カウンター業務を担当。

  • 2年目

    コンテナオペレーション部へ異動

    対ターミナルの窓口として、輸入船の積み下ろしの指示を行う。

  • 4年目

    カウンター業務を行う部署へ異動

    1年目に行っていた業務に加え、会計業務も担当。

  • 6年目

    コンテナオペレーション部へ再び異動

    ターミナル、税関対応含め輸入貨の積み下ろし、荷主引き渡し手配を行う。

  • 8年目

    営業部へ異動

    アジアを対象とした輸出入の営業を担当した後、アジア以外の輸入の営業も経験する。

  • 21年目

    業務システム部へ異動

    現在の業務につながる、ITツールの導入・運用を担当。

  • 25年目

    現在の部署へ異動

    社内業務のデジタル化を進める2つのプロジェクトを担当。課長として、管理職の立場からチームを牽引する。

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