暮らしを支える使命とグローバルな活躍、
そして最も惹かれたのは社員の人柄
H.U.
1年目から4年目までの若手で話せるせっかくの機会だし、色々聞いていきたいな。まずは、みんなの入社経緯から教えてもらえるかな。
S.O.
僕が入社を決めた理由は、コンテナ船事業の規模感と、人々の日常を支えるという使命に惹かれたから。ロサンゼルスで偶然コンテナターミナルを見たことがあるんだけど、これほど多くの貨物がコンテナに積まれて海を渡り、やっと自分たちのもとに届いていると知って衝撃を受けたんだ。自分もこんなスケールの大きな仕事がしたいと思った。
K.Y.
私も、コンテナ船事業という部分に惹かれてONEを選びました。食料品や衣料品など身近な貨物を運ぶのがコンテナ船ですが、そんなコンテナ船事業に携われば生活に根差した貢献ができるのではと思ったんです。それと、幼い頃に海外で暮らしていた経験があり、ゆくゆくはグローバルに活躍できる人になりたいという想いもありました。
H.U.
僕もグローバルに活躍できる人になりたいと考えていたんだけど、ONEの当時の代表の「新卒の社員たちは、将来的にはシンガポールの本社で活躍してもらいたいと思っている。期待しているよ」という言葉を受けて、ここで働きたいと思った。
A.O.
働きやすい環境かどうかは結構重視しましたね。その会社で働くことで何が得られるか、どんなやりがいがあるかはもちろん大切ですが、大前提として安心して働ける環境がないと続けられないと思いました。
K.Y.
分かる。ライフステージが変わっても自分らしく働ける会社を私も探していました。
A.O.
その点ONEは、福利厚生が充実していて休みが取りやすいし、育休を利用している社員が男女問わずたくさんいます。ここでなら安心して働き続けられそうだなと思ったんですよね。
M.S.
私も皆さんと同じく、日々の「当たり前」を支えられる点やグローバルに活躍できること、働きやすさなどからONEを選びましたが、最終的な決め手は結局「人」でした。面接時や社員の方とお話をする際に、誰もが私の意思を尊重して寄り添ってくれたんですよね。色々な企業で面接を受けましたが、素の自分を一番出せたのがONEでした。
S.O.
M.Sさんが言ったとおり、僕も社員の人柄に惹かれた。僕が入社したのは3年前だけど、堅苦しい面接ではなくラフに話せる場だったから自分が思っていることを正直に話せたんだ。こういう人たちと一緒に働きたいと思って、入社を決意したよ。
H.U.
入社後も人に対する印象は変わらないよね。どの社員も仕事に真摯で、お互いを尊重し合っている。社員の人柄は、ONEの魅力の一つだと思う。
若手のうちから活躍できるのは、
成長を支えてくれる環境があるからこそ
H.U.
M.Sさんは入社1年目とのことだけど、仕事には少し慣れてきたかな? 実際入社してみてどうだろう。
M.S.
今は営業として、お見積りの提示から貨物の予約など船積みに至るまでの一連の流れをサポートしています。入社から半年間は、営業のアシスタントとして業務を覚えることに集中していましたが、今は自分でお客様を担当することも増えてきました。正直、1年目から自分で意思決定して業務を進めていくとは思ってもみなかったので、ここまで任せてもらえていることに驚きもありつつ、想像していた何倍も早く成長できている実感があります。
K.Y.
若手の裁量の大きさには私も驚きました。私は、コンテナオペレーション部という部署に所属し、ターミナルと協力して輸出コンテナの船積本数を確認する業務を行っており、1年目はアジア航路を担当させてもらっていました。2年目の今は欧州地域の航路を担当しているんですが、大きな航路である分、プレッシャーも感じています。でもその一方で、大抵のことは一人で対応できるようになったので、大きな役割を任せてもらえて良かったと思っています。
S.O.
1、2年目からそうした活躍ができるのは、若手の成長を周りが支えるという文化と制度があるからだと思う。新入社員一人ひとりに対して、同じ部署の先輩がトレーナーとして業務のサポートをしてくれるOJTトレーナー制度はその代表例だよね。
M.S.
本当にそう思います。分からない用語が出てきたりどう対応すべきか迷ったりしたときは、トレーナーの先輩がいつでも優しく教えてくれたのでとても助かりました。
A.O.
マニュアルに則った形式的なサポートをするのではなく、自分の経験や相手の適性に合わせた対応をしてくれたのがありがたかったですね。私のトレーナーの先輩は「疑問解決シート」というシートを作ってくれました。分からない用語などは躊躇せずに全部そのシートに書いてトレーナーの先輩に一つひとつ教えてもらうことで、業務に慣れていくことができました。
H.U.
僕はトレーナーを経験したことがあるんだけど、OJTの後輩には、自分の意見をしっかり持つようにアドバイスしていたな。「間違っていても全然良いから、自分なりの答えを用意した上で質問してみて」とよく言っていたんだけど、それは僕自身、自分の意見をしっかりと持ってそれを説明できる力が大切だと感じる機会が多かったからなんだよね。
S.O.
それ、良いですね。僕もトレーナーを担当することがあれば、同じことをアドバイスしようかな(笑)
H.U.
ぜひぜひ、つなげていこう。
M.S.
あともう一つ、今こうして安心して働けているのは、業務だけでなく精神面でのサポートがあったからだと思います。自分にこの仕事が務まるのかという不安に寄り添ってくれたり、一人で抱え込まないように声をかけてくれたり。トレーナーの先輩には感謝してもしきれません。
K.Y.
たしかに。もっと言うと、トレーナーだけでなくどの先輩も相談に乗ってくれますよね。こちらが黙っていても「何か困っていることない?」と声をかけてくれるし。
S.O.
そうそう、それにONEは部活動や業務外のイベントも活発に行っているから、部署を問わずさまざまな社員に相談しやすい。違う部署の人からアドバイスをもらうと、自分にはなかった視点が身につくから、僕は結構色々な社員と話すようにしてる。どの社員も嫌な顔ひとつせずに真剣に向き合ってくれるから、自分もこんな先輩になりたいなあって思う。
多様な経験を積むことで、
スキルを磨き、社内外の架け橋になりたい
S.O.
最後は、みんなが未来に対してどんなことを考えているのか聞きたいな。僕から話すと、次はトレード・スペース部で経験を積みたいと思ってる。世界中を航海する船のスペース管理や海外の情報を取り寄せるなど、広くコンテナ船事業全体を見る仕事をすることで俯瞰的な視点を身につけたいなと。
H.U.
ONEには、入社後10年間を目安にさまざまな部門を経験できるジョブローテーション制度があるから、そうした多様なスキルを身につけられるのは魅力だよね。
S.O.
入社直後はどの部署でどのようなスキルが身につくか全然分からなかったけど、業務を通じて多くの部署と関わることで、自分に足りないスキルは何か、それがどこで得られるかが理解できたと思う。逆に、今トレード・スペース部に所属しているA.Oさんは今後どんな経験を積みたい?
A.O.
私は今、次にどの部署で経験を積みたいか考え中です。ただ、先輩たちの話を聞くに次は営業で経験を積むのがおすすめとのことなので、トレード・スペース部で培ったスキルを活かして、営業として一人ひとりのお客様に向き合えたらと思っています。「このルートで輸送した方が良いですよ」とか「欧州は今こういう状況なので、もう少し待った方が良いかもしれません」など、トレード・スペース部を経験したからこそ伝えられる情報がたくさんあると思うので、積極的に活用していきたいですね。
K.Y.
たしかに、複数の部署を経験した人だからこそ力を発揮できる場面もあると思います。私も次は営業かなと漠然と考えているのですが、ただ営業部に異動するのではなく、コンテナオペレーション部と営業部をつなぐ架け橋になれたらと思っています。「営業としてはこうしたいけど、現場のオペレーション的には違う進め方の方が良いのでは?」など、よりチームワークを強固にするための橋渡しをするというか。もしそうした活躍ができれば、一人のジョブローテーションが部署全体を変えられるんじゃないかと思うんです。
H.U.
ジョブローテーションが、自己成長だけでなく部署への良い影響にもつながっていくと考えると背筋が伸びるね。僕は去年1回目のジョブローテーションを経験して営業から広報に異動したんだけど、メディア対応やイベント出展などを担当する中で、営業の頃の知識がすごく役立ってる。ONEの取り組みや、コンテナ船事業の面白さを自分の言葉で語れるのは、これまでの経験があってこそだし。今後は自社についてより深く専門的に学んだ後、本社であるシンガポールでONE全体の広報をしていける人になりたいな。
M.S.
私はまだ将来への具体的なイメージが湧いていなかったのですが、今こうして皆さんのお話を聞いて、まずは視野を広げようと思いました。その上で、自分がどんな部分に興味があるか、どのスキルを伸ばしたいか考えたいです。
S.O.
良いと思う!視野を広げるには、部署の垣根を超えてさまざまな人と話してみると良いよ。人に出会えれば出会うほど学びがあると思うし、ONEには色々なプロフェッショナルが在籍しているから。得た学びを自分なりに整理して、何かしらの形でアウトプットすることで自分の知識として腹落ちするし、視野がぐんと広がると思う。僕もまだまだ、人にアドバイスできるほどではないけどね。
M.S.
いえ!ありがとうございます。先輩からそうした話を聞けるとものすごく助かります。まずは色々な人に話しかけてみるところから始めてみようと思います!