女性社員座談会

※取材部署は2020年10月時点

充実した福利厚生ではなく、
助け合いの精神こそがONEの強み。

  • 2016年入社
    営業本部 営業二部
    所属

    Y.O

  • 2008年入社
    C&I本部 人事部
    所属

    Y.F

  • 2014年入社
    営業本部 輸入営業部
    所属

    C.S

人間関係は他社に誇れるくらい素晴らしい

Y.F

今日はこうして貴重な機会をいただけたので、女性社員を代表して日頃働く中で感じていることを素直にお話しできればと思います。そもそも皆さん、就職先を選ぶ際に女性の働きやすさは気にしていましたか?

Y.O

実は、私はそこまで意識していませんでした。ただ、海運は福利厚生が比較的充実している印象があったので、女性が働きにくい環境ではないのかなとは思っていました。

C.S

私も制度がしっかりしていることへの安心感はありました。統合前に入社したのですが、当時の親会社の経営基盤がしっかりしているという点も大きかったです。あとは、面接官の方がとても親しみやすい人ばかりだったので、オフィス内も働きやすい雰囲気だろうなという印象を受けたのを覚えています。

Y.F

私は海運業界は男性社会というようなイメージを入社前に抱いていた部分があったので、少し不安もありました。でも、入社してみたら女性社員も多くて、優しくて温和な方ばかりで助けられました。

Y.O

私はそんなイメージはなかったですが、言われてみればたしかにそういう印象を持っている人は多いかもしれないですね。でも、本当に人間関係は他社に誇れるくらい素晴らしいと思います。私は転職組なので、他の会社も何社か見てきていますが、弊社社員の仲の良さは群を抜いているんじゃないでしょうか。あくまで私調べですが(笑)。

C.S

みんな仲良いですよね。私は会社帰りに飲みに行くだけでなく、週末も集まって遊んだりしています。

周りの理解と協力があるから、問題なく育児と仕事を両立できる

C.S

先ほど、福利厚生を含めた制度がしっかりしているという話もありましたが、お二人は実際に制度を活用されていますよね?今後、私も利用する機会が出てくるかもしれないので、参考として是非お話伺いたいです。

Y.F

私の話で良ければいくらでも(笑)。産休に入ったのが、人事部に配属されて4年目の時ですね。ある程度経験を積んで中堅に差し掛かっていたので、重要な仕事も含めていろいろな仕事を任せてもらっていました。だから、休暇に入る前の引継ぎは丁寧に行うよう意識しましたね。

C.S

産休を取るにあたって、大変だったことはありましたか?

Y.F

ありがたいことに、特になかったですね。自分自身が人事部にいたので、どういう形で進めていけば良いか理解していたつもりでしたし、あとは何より、上司をはじめとした周りの方のサポートが大きかったですね。休暇を取ることに気が引けないよう、気遣ってくれたのもありがたかったです。

C.S

たしかに私の周りで産休に入られる方がいたときも、周りの皆さんがよく「何か手伝えることある?」と声をかけていました。ちなみに、復職される際に心配な点はありましたか?

Y.F

そちらの方が少し大変だったかもしれないです。理由が2つあって、1つ目は産休・育休取得期間が長くなったこと。計3年間のブランクが空く形になったので、復職後すぐに仕事に馴染めるか少しだけ懸念していました。2つ目は会社の統合。休職中に統合して新会社になったので、復職というよりは全く別の会社に転職するような気持ちで不安もありました。

C.S

3年経つと、部署のメンバーも入れ替わったりしていそうですもんね。会社の統合も滅多にあることではないので私がその立場でもたしかに不安になりそうです。

Y.F

でも、実際に復職してみたら、以前の部署に復職させてもらったこともあって割と早くキャッチアップができました。時短やテレワークを活用できたので不安はかなり軽減されましたね。特にテレワークは、新型コロナが猛威を振るう前から制度の整備が進められていたおかげで、早い段階から活用できたので本当に助かりました。子供が急に体調を崩したときも、周りの理解と協力のおかげで調整ができていますし、育児と仕事どちらもなんとか両立できているかなと思っています。

助けてもらうのではなく、助け合うという意識

Y.O

私は主人がアメリカへの転勤が決まった時に、配偶者転勤休業制度を利用しました。最初は会社を辞めて付いていくつもりだったんですが、上司が「こういう制度があるよ」と教えてくれて。

C.S

配偶者転勤休業制度を採用している会社はそんなに多くなさそうですよね。

Y.O

そうですよね。恥ずかしながら、弊社にもそんな制度があること自体知らなかったくらいです(笑)。それもそのはず、ONE JAPANになってからその制度を使ったことがある社員が1人しかいなかったんです。なんだか少し気が引けるというか、本当に使っていいのかなと思っているうちに、上司が各部署に掛け合って手続きを進めてくれて、あとは業務を引き継けば休暇に入れるという状況にしてくれていました。

C.S

そんな経験があったのですね。上司の方の優しさが伝わってきます。制度が整っているのもそうですが、お話を聞いていてお二人とも周りのサポートに助けられた部分が大きかったように感じました。何か、周りのサポートが得られるように日頃意識していたことはありますか?

Y.F

なんでしょう、日頃から周りにも目を配りながら、丁寧なコミュニケーションをとることでしょうか。私の場合はまだ子供も小さいので、急なお休みで迷惑をかけることもあります。そんな時にフォローしてもらえるよう、自分に余裕がある時はこちらから声をかけてサポートしたり、率先してタスクを担当したりするように意識はしていますね。

Y.O

それは大事ですよね。仕事だけでなく人間関係全般に言えると思いますが、何かしてもらったらきちんと恩返しするし、何かしてあげたら自然とその分返ってくる。ギブアンドテイクというか、困ったときはお互いさまという気持ちがないと。

C.S

つまり、女性も男性も関係なく働きやすい環境と社風があるけど、まずは助けてもらうのではなく、助け合うという意識が大切だよということですかね。

Y.F

きれいにまとめて下さってありがとうございます(笑)。まさに、その通りだと思います。その助け合いの精神が根付いているというのが、弊社の一番の強みかもしれないですね。

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