設立当初から、
働きやすさを追求し続けてきた
T.M.
今日は入社年次も部署も多様なメンバーが集まっているので、弊社での働き方について本音で語り合えればと思っています。
F.A.
この中で一番在籍年数が長い、私とT.Mさんから話しましょうか。弊社は元々、日本の3つの船会社のコンテナ定期船事業部門が統合してできた会社ですが、私とT.Mさんは統合に際して出向という形で在籍していました。3社が統合してどのような会社をつくっていくかと模索する中、働き方についても他社に先駆けた制度を積極的に導入していたのを覚えています。その様子から、ここでなら安心して働けると実感しましたし、今もその考えは変わっていません。
T.M.
同じくです。外から見ると働きやすそうに見えるけど実際は社員が疲弊している、という会社もあるかもしれませんが、弊社は中から見ていても社員が活き活きしながら働いているのが伝わってきました。統合直後、どんな組織改編をする際もベースに「社員第一」という考えがあったからだと思います。出向後は他社に転職するという選択肢もありましたが、きっとこの会社は社員を大切にし続けてくれるだろうと思い、正式に入社を決めました。そして今は家族との時間を楽しみながら、仕事にも全力で取り組むことができています。
T.H.
統合当時を知っている2人からそうしたお話を聞くと、弊社は事業に限らず、働き方においてもベストプラクティスを追求し続けてきたのだと実感します。
F.A.
だからこそ、配偶者の転勤に合わせて休業を取得できる配偶者転勤休業制度など、業界に先駆けた制度を導入してきたのだと思います。T.Hさんは中途で入社されたとお聞きしているのですが、どうして弊社を選ばれたのでしょうか。
T.H.
実は入社前から取引先として接点があり、その頃から「この会社素敵だなあ」と思っていました。仕事を依頼したり担当者と連絡を取ったりする中で、弊社の社員がワーク・ライフ・バランスを充実させていることを見聞きすることが多かったんです。ここでなら子育てをしながら自分らしく働けるだろうと思い、転職を決意しました。今は自分に合った業務量のもと、仕事も子育ても充実させることができています。
H.M.
やはり、ライフステージの変化に合わせて自分らしく働けるかどうかは重視しますよね。私は2023年に新卒で入社したのですが、長く働き続けるために、ライフステージや志向に合わせて柔軟に働けるということを一つの軸として企業を探していました。その中で、弊社の働きやすさに関する評判を耳にする機会が多かったことや、社員の方も働き方について正直に答えてくれたことを踏まえて入社を決めました。
T.H.
新卒で入ってくる方々にも、弊社の働きやすさがちゃんと伝わっているのは嬉しいですね。H.Mさんが言ったとおり、子育てや介護などをしていても働き方を制限されないためのサポートが充実しているため、誰もが柔軟に働けるというのは弊社の魅力の一つだと思います。無理せずに働けるのはもちろん、子育て中だとしても本人のやる気次第で挑戦のチャンスを得られる。そうした平等性が担保されており、挑戦を支援する環境が整っていることが、弊社の働き方におけるベストプラクティスの軸であると思います。
仕事とプライベートのバランスを大切にすることも、
自己成長するために仕事に集中することもできる
F.A.
実際、皆さんは今どのような制度を利用していますか?
T.M.
私は2021年に育休を取得し、週3回の在宅勤務を利用しています。家族で話し合った結果、育休は4回に分けて取得したいということになったのですが、そうした要望にも課の同僚や仲間などが柔軟に対応してくれて非常に助かりました。また、4回に分けるとなると業務の引き継ぎ回数も多くなってしまうのですが、同じ部署のメンバーが支えてくれたおかげでトラブルなく進めることができました。今は仕事も子育てもうまく両立しており、充実した日々を過ごせています。
F.A.
分かります。私も在宅勤務を利用しているのですが、通勤時間を家族との時間に当てられるため、子どもと遊ぶ時間を増やすことができています。またフレックス制度があるおかげで、子どもが急に熱を出して病院に連れていかなくてはならない際も、勤務時間を柔軟に調整でき助かっています。
T.H.
私も在宅勤務のときは、時間に余裕があるため子どものお弁当づくりに熱が入ります(笑)。こうした制度は、仕事と家庭の両立だけでなく自己研鑽にも役立ちますよね。私の場合は、在宅勤務後や休日に英会話のスクールに通っています。
T.M.
私も地域のサークルで中国語を勉強しています。フレックス制度で勤務時間をコントロールしたり、在宅勤務で通勤時間を削ったりすることで、そうした外部の活動に参加しやすくなっていると感じます。また弊社には自己啓発支援制度があるため、会社からの補助を受けながら資格取得を目指している社員もいますよね。
H.M.
実は私も、近いうちに自己啓発支援制度を利用して英会話の授業を受講したいと考えています。今所属している人事部では英語を使う機会が多いのですが、英語を使って会議をした際に自分の英語力が衰えていることを痛感したんです。今後、ジョブローテーションで別の部署に異動してからも英語力はきっと役立つはずなので、今のうちにしっかり身につけたいと思うようになりました。いつもなら「英語力は伸ばしたいけどお金がかかるから」と諦めてしまうところを、会社が費用を負担してくれることで迷わず挑戦できる。それがこの自己啓発支援制度の魅力だと思います。
F.A.
良いですね、私も頑張ろうと思いました。以前から、自己啓発支援制度でどんなスキルが獲得できるかチェックはしていたのですが、この後改めて調べてみます。ちなみにH.Mさんは入社2年目とのことでしたが、今後はどのような働き方をしていきたいと考えているのでしょうか。
H.M.
ライフステージの大きな変化はまだ経験していないので、しばらくは仕事に全力投球していきたいと思っています。業界知識も専門スキルも、まだまだ伸ばしたい部分がたくさんあるので。
T.H.
私も子育てがひと段落したら、英会話の他にも新しいスキルを身につけたいです。こうして話していると、人によって本当に多種多様な働き方をしていることが分かりますね。仕事とプライベートのバランスを大切にする働き方も、自己成長するために仕事に集中する働き方もよし。ライフステージや心境は年々変化していくものですから、その時の自分に合った働き方ができるのはありがたいですね。
H.M.
そうですね。私も仕事に対する考え方がいつ変わるか分からないですが、どう変わったとしても自分の意思を尊重してくれる環境があることを知っているから、今こうして自分らしく働けているのだと思います。
会社からの厚い信頼があるからこそ、多様な働き方ができる
T.H.
制度があるだけではなく、柔軟な働き方ができるように社員同士で支え合う文化があることも働きやすさにつながっていますよね。チームの上長が業務量を適切に調整してくれるのはもちろん、チーム内で「何かできることない?」と声を掛け合うことも多く、一人で業務を抱え込む心配はありません。
H.M.
そうですね。私もよく上司や先輩から「ちゃんとお休み取っている?取りたいときに休んでね」と言われます。またいつもより遅い時間まで残っていると「大丈夫?何か困ってる?」と誰かが声をかけてくれるので、1年目でも安心して仕事に取り組むことができました。
F.A.
いつ誰が休んでも大丈夫なように、業務のバックアップ体制が整っているのも大きいですよね。各業務が属人化されていると、急な予定などでその社員が抜けたときに進行が止まってしまいますが、私が所属している部署では基本的に二人体制で業務を担当しているため「自分がいないと回らない」という現象が起きにくい。だからこそ、休暇も取得しやすいのだと思います。周りのみんなとお互いに助け合いながら、それぞれの都合のよいときにお休みが取れる環境だと感じています。
H.M.
ここまで働きやすい環境が整っているのは、会社から社員への信頼が大きいからではないでしょうか。もしも仕事に不真面目な人が一人でもいたら、その人のミスがサービス全体に大きな損害を与えてしまいかねないですが、弊社にはそんな人はいない。若手もベテランも関係なく全員が自律的に仕事と向き合い、責任を持っている。だからこそ自分の働き方をどうコントロールするか、会社が社員に信頼して任せてくれているのだと思います。責任ある役割を担う人が多いからこそ、お互い様の精神で、仕事を引き継いだりしてお休みを取っていると感じます。
F.A.
たしかにそうかもしれないですね。そして会社から信頼されていることを社員が自覚しているからこそ、社員主体の取り組みが発足することも多い。「こんな取り組みをしたら、部署間の連携がもっと取りやすくなるんじゃないか」「業務外のイベントを盛り上げることで、働き方やプライベートの相談がしやすくなるかもしれない」など、日々新しいアイデアが飛び交っているイメージがあります。
T.H.
部署の垣根を超えてさまざまな有志の取り組みが行われていますよね。F.Aさんも、毎年スキー合宿の幹事を務められていますし。
H.M.
先輩たちのその姿を見ているからか、若手の中にも自らアクションを起こす人が多い気がします。
T.M.
私もそう思います。社員が自分の仕事にプライドと責任を持っているからこそ、会社から社員への信頼が厚い。そして社員はその信頼に応えるだけでなく、期待に変えるためにどんどん新たな取り組みを行っていく。さらに、その姿を見て若手が育っていく。そんな好循環が起きていることが、ONE JAPANの強みなのだと気づきました。この循環をさらに発展させていくために、自分の働きやすさだけでなく周りの働きやすさも考えていきたいです。